私のコバルト文庫ベスト3
最近ある作品の二次創作小説を読むことにハマっているのだが、私が気に入った作品の中には、初期の前田珠子を思わせるものがいくつかあって、自分がいかにマエタマが好きだった(過去形なのが悲しい)かを思い出した。『精霊宮の宝珠』とかね。
というわけで、唐突に私の好きなコバルト文庫ベスト3。(もうどれも品切重版未定なんですね。)
ファンタジー系ロマンス小説ばかりになってしまった。こういう作品が商業小説でもっと出ていれば、なにもわざわざ同人サイトまで出張って、読みたい設定の小説を探す必要はないのに。
前田 珠子『精霊宮の宝珠』
(集英社 コバルト文庫 ,1991.12, \440, ISBN4-08-611590-5)
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……好きな娘をいじめちゃうオランザの性格がとてもツボ。ヒロインににしてみれば迷惑な話だが。
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金 蓮花『蝶々姫綺譚 銀葉亭茶話』
(集英社 コバルト文庫,1995.6, \420, ISBN4-08-614081-0)
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……胡蝶の精と楓の精のせつない恋の物語。短編で不器用でせつない初恋を描かせたら金蓮花の右に出るものはいないと思う。
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氷室 冴子 『銀の海 金の大地』
(集英社 コバルト文庫 ,1995.7, \480 , ISBN4-08-611615-4)
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……古代日本を舞台にした大河ロマン。ヒロインの親の代の話が好き。
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