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2004年2月のおすすめ本

2004年2月に読んだ本の中からおすすめ本をピックアップ。

恩田陸『蛇行する川のほとり』
京極 夏彦『豆腐小僧双六道中ふりだし』
高野和『七姫物語』

恩田陸『蛇行する川のほとり』全3巻

恩田陸 『蛇行する川のほとり 1』
(中央公論新社 ,2002年12月,476円+税, ISBN4-12-003336-8)
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恩田陸『蛇行する川のほとり 2』
(中央公論新社 ,2003年4月,476円+税, ISBN4-12-003389-9)
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恩田陸『蛇行する川のほとり 3』
(中央公論新社 ,2003年8月,476円+税, ISBN4-12-003426-7)
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上質な少女漫画の味わいのする物語。萩尾望都、大島弓子、内田善美、佐藤史生といった少女漫画作家たちの1970年から1980年前半にかけての輝かしくも懐かしい作品世界を、絵ではなく言葉だけで描き出している。
作者の恩田陸が同世代の読者に投げかけた目配せのようなモチーフを読み解いて行くのは楽しかった。

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京極 夏彦『豆腐小僧双六道中ふりだし』

京極 夏彦『豆腐小僧双六道中ふりだし 本朝妖怪盛衰録』
(講談社 ,2003.11,\2000+税, ISBN4-06-212214-6)読了。

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むちゃくちゃ可笑しくて、読んでいる間文字通り笑い転げて、家人に嫌がられました。(うるさかったらしい)字で書いた落語ですね。
豆腐小僧、馬鹿で可愛い。

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高野和『七姫物語』

高野和『七姫物語』
(メディアワークス 電撃文庫 0762,2003年2月,550円+税, ISBN4-8402-2265-7)

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七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し国家統一を目指して割拠する国を、七番目の姫に仕立てあげられた孤児の少女の目を通して描く。
第9回電撃ゲーム小説大賞"金賞"受賞作で、中高生向け挿し絵付き小説、いわゆる「ライトノベル」として出ている本ですが、味わいは児童文学に近いです。
後宮の出てこない酒見賢一『後宮小説』といった感じ。

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