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2004年1月のおすすめ本

2004年1月に読んだ本の中からおすすめ本をピックアップ。

山尾 悠子『ラピスラズリ』
加地 尚武『福音の少年 錬金術師の息子』
岩井志麻子『女学校』

山尾 悠子『ラピスラズリ』

山尾 悠子『ラピスラズリ』
(国書刊行会 ,2003.9,\2800+税, ISBN4-336-04522-4)

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秘蔵のブランデーを楽しむように、年頭から少しづつ再読していたので1週間かかった。でも山尾悠子の作品はこれぐらいのペースで読んでちょうどいいくらいかもね。
山尾悠子の作品は半分夢うつつの幻想小説なので、物語の繋がりをうんぬんしても意味がない。迷路の中をさ迷うように、物語の中をさ迷うのがいいのだと思う。

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加地 尚武『福音の少年 錬金術師の息子』

加地 尚武『福音の少年 錬金術師の息子』
(ぺんぎん書房 ,2004.1,\1500+税, ISBN4-901978-16-0)

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あるアニメの二次創作作品としてパソコン通信ニフティにアップされ、のべ30万人が読んだという小説のオリジナル設定改定版。
ネタとなる作品が何かは知っていたが、二次創作作品としてのWeb小説を読んだことがなく、なるべくオリジナル作品だと思って読むようにした。
すばらしく面白かった。『デュアル〜ぱられルンルン物語』+古橋秀之『タツモリ家の食卓』の錬金術風味といった感じ。

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岩井志麻子『女学校』

岩井志麻子『女学校』
(マガジンハウス ,2003年2月,1400円+税, ISBN4-8387-1423-8)

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優雅な午後のお茶の席での甘美な意地悪の棘を含んだ会話に思えたものが、実は……。繰り返される暗転に物語は迷宮と化す。
思い出の中の女学校の物語。皆川博子を意識しているんだろうけど、多分これは岩井志麻子にしか書けない幻想小説。

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