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森博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』

森博嗣『森博嗣のミステリィ工作室』(講談社文庫)

森博嗣のミステリィ工作室

内容

ミステリィを書く上で、影響を受けた100冊をセレクトした「ルーツ・ミステリィ100」、犀川&萌絵シリーズの自作解説「いまさら自作を語る」の他、同人誌時代の漫画、専門誌に寄稿したエッセィ、山田章博・荻野真・ささきすばる三氏が語る森博嗣像も収録。森ミステリィの魅力と秘密に迫る、充実の個人読本。
(「BOOK」データベースより)

コメント

ミステリ100冊について語ったコーナーとインタビュー、エッセイ、マンガなどで構成された本。

なんだかんだいいつつ森博嗣はミステリが好きなのね、というのがよく判る本。あと、たいそうな萩尾望都マニアだってのもよく分かる。いつもナナメのスタンスで物をいうあの方が、萩尾望都に関しては手放しで絶賛ですからね。森博嗣の絵柄が萩尾望都に似てると思う人はあんまりいないと思うんだけど、言われてみれば目の描き方が(ある時期の)萩尾望都の絵に似てるかも。

私が森博嗣の本を読んで影響があるなと思った作品はほとんど取り上げられていたので、ちょっと嬉しかったりして。赤川次郎を読んでいたというのは意外でした。日本のミステリは、あまり読まないとかいってるけど読んでるじゃん、と思ったことです。

これ読んで印象的だったのは、森博嗣がうれしそうにミステリを語っていることでした。北村薫あたりもそうですけど、自分の好きな本を嬉しそうに語るのが、初心者への最高の紹介の仕方なんですよね。自分の好きな作家が、そんな風に嬉しそうに紹介する本なら、読んでみたいと思います。ミステリは、そういうことをする人が多いと思います。

書誌情報

書名:『森博嗣のミステリィ工作室』
著者:森博嗣
書誌:(講談社 講談社文庫,2001年12月,714円+税,ISBN4-06-273322-6)
ネット書店リンク:【bk1/amazon/Yahoo

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