スコット『魔術探偵スラクサス』
マーティン・スコット/内田 昌之訳『魔術探偵スラクサス』 (早川書房 ハヤカワ文庫 FT)
内容紹介
主人公のスラクサスは、魔法の国トゥライに住むデブで大食い、大酒飲みで、借金だらけの三流魔法探偵。ある日舞込んだ依頼は、単純なスキャンダルのもみ消し……のはずだったのに、死体は出てくるは、謎の集団は次々襲ってくるはの大騒ぎ。どうやら国中を揺るがす魔法の赤布紛失事件に巻き込まれたらしい。
コメント
私立探偵物のパロディをファンタジー世界でやってみましたという話。楽しかったです。主人公が地道に捜査している部分の方が好きだったので、最後の派手な魔法のドンパチはやりすぎって気がしました。
主人公の相棒で、三種族(エルフとオルクと人間)の混血の筋肉美人なウェートレスのマクリたんが可愛いっす。
軽いノリで楽しめるユーモア・ファンタジー。《マジカルランド》シリーズが好きな人におすすめ。
書誌情報
書名:『魔術探偵スラクサス』
著者:マーティン・スコット/著 内田昌之/訳
書誌:(早川書房 ハヤカワ文庫 FT 306,2002年2月,680円+税,ISBN4-15-020306-7)
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