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[game] ICO

2002年の秋に、宮部みゆきがノベライズまで書くと聞いて、ゲーム『ICO』に興味を持った。
『ICO』は、発売時のTVCMを見て気になっていたゲームでもある。
そのことを日記に書いたら、「あなた向けのゲームだと思いますよ。今ならベスト版も出てますよ」とアドバイスしてくれた人がいて、購入してみることにした。

ICO
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そして……。

いや、もう、ハマった、ハマった。
もともと建築物だの廃墟だのが好きなので、舞台となった城にすっかり魅了されてしまった。13歳の男の子が年上の女の子を守ってけなげに頑張るという設定も私のツボを直撃。
アクションゲームが下手で、キャラクターがうまく操作できず、やり方がわかってもなかなか先に進めなくて大変だったけど。

クリアしてからも、現実世界でレンガ作りの塀や古い建物を見ると「ICOのお城みたい……」と思ってしまい、自分がゲームの世界に取りこまれたかのような奇妙な気分になった。あぶない、あぶない……。
(そのときの顛末は「オマケ 弥生美術館に行こうとして道に迷う」参照)

マイ・ベスト・ゲームのうちの一本です。

公式サイト

ICO公式ホームページ
米国 ICO公式サイト
ヨーロッパ ICO公式サイト
ファーストインプレッション「ICO」

ほぼ日刊イトイ新聞 -ご近所のOLさんは、先端に腰掛けていた。】……開発者インタビュー
 【2002-07-25 vol.70 - game and art 1 -
 【2002-08-05 vol.71 - game and art 2 -
 【2002-08-15 vol.72 - game and art 3 -
 【2002-08-23 vol.73 - game and art 4 -
 【2002-08-26 vol.74 - game and art 5 -

攻略サイト・ファンサイト

ICO攻略ページ】【ICO:ICE
ICOのページだYO!
イコのてぴき
ICO勝手読み
DOS-ESその他作品中の人工言語 ICO

公式ガイドブック

ICO公式ガイドブック【amazon




『ICO』プレイ日記

2002.11.02 『ICO』始めました

みのうらさんからプレイをおすすめされたので、廉価版の『ICO』を買ってみる。
取説を読んだ段階で、既に感涙しているワタクシ。(←馬鹿?)
がんばれ、おとこのこ。守りたいものがあるのなら、泣くな、あきらめるな、知恵をしぼれ……ってゲームですね。

グラフィックが美しい。舞台のお城が廃墟っぽいのもツボ。確かにワタクシ好み。
ただボタン操作がへたくそなので、キャラを動かすのが難しい。まっすぐ走れないし、建物のへりから落ちそうになるし、ジャンプに失敗して何度も墜落死しました。(涙)
高所恐怖症だから、ゲームの中でも下を見るのが怖かったり。

トロッコ2の先で詰まってしまい、ちょこっと攻略ページを見てしまいました。操作レバーのところから戻れることに気がつかなかった。悔しい。

2002.11.03 『ICO』やってます

聖堂(?)みたいなところをようやくクリア。爆弾を柱にぶっつけてみたりいろいろしたですよ。影から逃げられなくて苦労してます。うーっ。うまく逃げられれば、建物の外に出られるはず。

2002.11.05 『ICO』つづき

墓地を抜け風車のところへ。
墓地では黒い影を殲滅できるのを知らなくて、タイムアタックに挑戦して玉砕してました。なんだ、殲滅させてからなら、ゆっくり仕掛けを操作できるんじゃん。
左矢印キー+□ボタン連打の連続攻撃技を会得したので、影をやっつけるのも楽になりました。

今は風車のところで戯れてます。ってゆーか、ボタン操作が下手なので落っこちてしまって先に行けない。(涙)
つまんないので、古い橋まで戻っていままでの行程を確認してみたり。なんとなく城の位置関係が掴めてきました。


2002.11.07

風車をようやくクリア。
ボタン操作が難しくて、一生このままかと思いましたが、試行錯誤を繰り返すうち、適当な場所に立って、正しいボタンを押していれば多少の誤差があっても修正してくれるのが判ってきました。
というわけで、難しかったところのボタン操作をメモしておきます。

風車下の岩
[↑△]よじ登る
[←]×6[↑△]よじ登る
[←△]よじ登る
[←△]よじ登る
風車でっぱりの角に立ち、羽根があがってきたところで
[↑△]飛び移る
[→][↓]をうまく使って羽根の先へ
[↓→△]で飛び降りる

2002.11.14 ICOまだやってます

11月2日に始めたゲームですが、実はまだやってます。給水塔を過ぎたところ。
一日にセープポイント1つ分ぐらいしか進まないのです。ゲーム内時間で10時間を過ぎてしまいましたが、アクション部分がクリアできなくて、あきらめて翌日にトライすることもあったので、実際にはもっとやっているはず。
早い人なら3時間でクリアできるゲームなんですけどねぇ……。

謎解きだけなら、攻略サイトをみればいいんだけど、私にはアクションが難しい。
風車とかピストンとか水車とか爆弾投げとか。このゲームはアクションの判定はかなり緩くて、決まった位置で決まったボタンを押せば、多少タイミングがずれててもなんとかなるんですけど、その決まった位置とポタンが判るまでが大変で。

アクション部分で失敗続きなので、キャラクターにはあんまり感情移入できなくなってきてます。こっちが一生懸命トライしてるのに、横で女の子が「まだ〜? あきちゃった。 あ、ヒジ痒い。 蚊にさされたかも〜。」みたいな動作をするもんで、がっくりきてしまうんですよ。

でもゲームそのものは、すばらしいと思います。特にお城! このゲームの真の主役は舞台となったお城そのものではないかと。細部まで作りこまれていて、匂いや風まで感じられるようなリアルさ。謎解きやアクションをクリアして、いままで行けなかった場所に出ると必ずなにか驚きがあるんです。思いがけない景色が広がっていたり、あそこから見えていたものは、これだったのか、という発見があったり。

謎解きやアクションがクリアできない腹いせに行ける場所を何度もぐるぐる回ったので、お城の各部の位置関係というのはだいたい把握できたような気がします。(滝から先は、まだあやふやだけど。)

クリアまでもう少しだと思うので、がんばります。
終わったら攻略本を買おう。お城の地図が載っていると嬉しいんだけど。

2002.11.15 ICO クリアしましたーっ!

あの橋のところの「彼女」がっ、「彼女」の行動がっ!
うわーーーっ!

ごめんよ、ごめんよ。
感情移入できないなんて言って、ごめんっ!
お荷物だなんて思って、ごめんっ!
今度はがんばるから! 絶対がんばるからっ!

プレイヤーは感動して泣きながらモチベーション高まりまくりで、ICOといっしょに跳ぶ。
跳ぶ。
跳……
落ちる。(←ボタン操作下手だから)

結局、最後にセーブできるところから、2時間かかって(←籠ジャンプで落ちまくりだったので)ようやくクリア。

最後のムービーはね、どうなることかと。あれで終わったらPS2壊す人が続出だったのはずなので、絶対大丈夫だろうとは思ったんだけど、不安でドキドキしました。
エンディングが短かったかなという気がしますけれど、まあ、それはそれで。

素晴らしいゲームでした。「私向け」と「廉価版」のコンボでお勧めしてくれたみのうらさん、ありがとう、ありがとう。
クリアしたので、思う存分つっこんでください。(笑)

というわけで、高年齢&ショタ属性&人情属性&建物属性な方に強くお勧めします。

2002.11.20 ICO 2周目クリア

『ICO』の2周目をクリア。
謎の解き方やボタン操作、敵の出方がわかっているのと、秘密兵器を入手したことで1回目よりははるかに早く(でも4時間ぐらい)で、クリア。

エンディングのアレも見られたので幸せ。(※2周目のエンディングは、1周目とはちょっと違う)

もう少しお城の中を自由に探検したかったな。開けていない扉や、見えているのに行けない場所がいっぱいあった。ゴンドラの鉄柵の向こうとか、給水塔の下のほうとか、行きたかった。

物足りなくて、ネットで情報を探す。
米国版『ICO』のパッケージは、すげーアメリカンです。

オマケ 弥生美術館に行こうとして道に迷う

上野駅から弥生美術館へ行こうして、道に迷い、ついでに現実とゲームの境界があやふやになった話。

……

横浜の実家に帰るついでに弥生美術館に寄ることにした。以前は地下鉄千代田線根津駅から歩いたのだが、今回は上野駅から歩くことにした。迷わないように、前日にしっかり地図を確認し、念のためポケット地図まで用意した。それなのに、なんてことだ、余計な荷物をロッカーに預けるときに、地図までいっしょにロッカーに入れてしまったのだ。

それに気がついたのは、不忍池から出て、不忍通りの信号を渡ろうとしたときだった。昔法華クラブがあった建物の横を通るということまでは覚えていたのだが、今のビル名がわからない。面倒くさいのでそのまま信号を渡り、坂を登っていた。

途中の標識で今歩いているのが「無縁坂」だと知る。(あの辺の地理に詳しい人ならば、弥生美術館に行こうとして「無縁坂」を昇るのがいかに致命的な誤りであるかお分かりだろうが、地理不案内なワタクシは気がつかなかった。)
右手にはレンガの塀。それが東京大学の塀であるらしいのは私にもわかる。昨晩ようやくクリアしたゲーム『ICO』に出てきた壁に似ているので、「リアルICOだぁ〜」などと無邪気に喜ぶ。が、行けども行けども、塀は終わらない。ようやく途切れたと思ったら、右手は大学の敷地内に続く道だ。

いったい弥生美術館はどこに〜!?

大学の敷地と反対の道を行く。大通りに出た。そしてすぐ右手には「本郷消防署」と警察署が。いったいぜんたいここはどこ?
交番ならともかく警察署に道を尋ねる勇気はなく、仕方なくそのまま歩いていくと、嬉しいことに地下鉄の入り口が! 地下鉄構内ならば地図があるはず!

ここは、大江戸線の本郷三丁目駅らしい。地図もあった。
が、弥生美術館なんて出てないよ。そんなに遠くへ来ちゃったのか。
地図をじぃーーっと眺めて、どうやら東大のど真ん中の道をつっきるのが一番早そうだという結論に達する。来た道を引き返し、さっき見た大学の敷地内に続く道(ここは竜岡門というらしい)を行くことにする。私は大学病院に用事があるのですという顔をして、ずんずん歩く。
ぼろっちい歴史を感じさせる建物がいろいろある。

レンガ造りの建物は、これまた『ICO』のお城をほうふつとさせる。しかも工事中だったのでヘンな滑車みたいな機械もあるし。不審者だと思われやしないかとドキドキするし。まるっきりゲームの中に入り込んじゃったみたい。
だんだん、リアルとゲームの区別がつかなくなっていくようでコワイ。

などなどと考えながら歩き、池之端門というところから外に出て、あてずっぽうで左に歩く。
と……。
あった、弥生美術館だっ!!

結局15分で行けるところを、40分も道に迷っていたのだった。

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