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飯田雪子 『再生のとき』

飯田雪子『再生のとき』(プランニングハウス)読了。

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感想

 肝試しに行った古い病院で見た女性の幽霊。彼女の悪夢に取り付かれた中学生の果奈は、友人たちとともに真相を探るが……。

 冒頭のモノローグを読んだときには、「あちゃ?」と思いましたが(←ライトノべルにはよくある手で、いささか食傷気味だった)、そこそこ上手くまとまっていました。
 主人公の果奈になついているのが、幼なじみの弟の小学生というのが、ちょっと白泉社系漫画?って気がします。でも、どっちが兄でどっちが弟か、わからなくなったりしたので、名前の付け方がまずかったなぁと……。兄が翔太で、弟が洸二なんだけど、翔一と洸二だったらわかりやすかったのに。あ、でもフツーは、「○太」っていうのは、長男につける名前なのかな? 私のイメージだと、「○太」ってのは半ズボンの男の子なので、混乱したんですよ。だって、ショタコンっていうぐらいだし……、ねぇ。
(1999/05/26)

書誌情報

飯田雪子『再生のとき』
プランニングハウス ファンタジーの森
1999年2月
800円+税
ISBN4-939073-08-4

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